先日京都で開催された、某化粧品メーカーのイベント会場展示スペースの画像。 実は6月に東京での発表会を終え、京都は二度目のお披露目となりました。
初回の東京展示の際、新製品の見せ方に特化してデザイン&制作した展示台にプラスする形でフラワーアレンジを添えました。主力ブランドの20thアニバーサリーを祝う意味も込めた華やかさの表現として一番わかり易い素材ではありましたが、そのイメージとは、PR用のビジュアル画像のように、まるで野原で手折った草花をそっと花器に落としたようなナチュラルで優しくてエレガントで美しく、カラーは主張し過ぎずおとなしすぎず製品のカラーやイメージを反映し・・・・・・と、 とにかく細かいオーダーがいっぱい。フラワーコーディネーターの中居さんに今期流通している花の種類や特徴を伺いながら繊細なデザイン画を作成しプレゼン。 なんとかオーダーイメージに応えることができまた。中居さんの草のセレクトで面白かったのが「ナズナ」。通称ペンペン草。もちろんアレンジ用に栽培されたものですが、可愛らしさと繊細なパーツの美しさを兼ねてとてもいい感じ。とにかくデザインがいい! 私は一目ぼれというか結構魅了されてしまって、あっさり好きな植物ベスト5入りさせてしまった程(笑)中居さん曰く、今回のペンペン草は実はオランダからの輸入品とのこと。何と、このさりげない草までもが飛行機に乗り海を越えてやってくる世の中になっていたとは驚きでした。 こうして今年一番の猛暑日の中、草や花の演出が素敵な製品展示エリアに涼感を添えひととき暑さを和らげてくれた。 目から得る涼。こちらも立派な視覚効果の一つですよね。